中古住宅を購入しました。

DIYで築20年の中古住宅を基本的な工具のみでセルフリノベーションする様子を公開しています。※毎週土曜日更新中

【DIY】トイレ改修1/3 〜床の張替え〜

トイレの床をクッションフロア*1からタイルへ張替えました。

皆様こんにちわ。中古住宅の改修担当です。今回は、中古住宅の改修の中でもハードルが高めなトイレ改修の第一弾です。住宅の状態によっては、プロの方に水道管の配管から改修をお願いする必要もあるかと思いますが、この住宅の場合は配管的には何も問題ありませんでしたので、DIYで表面のみの改修で済みました。

一番奥の壁の一部にカビが生えていましたので(写真でもご確認頂けます)、壁板の交換も必要になるかもと恐れていましたが、壁紙をめくるとカビが全て綺麗に取れたのでラッキーでした。壁には最終的に漆喰を塗る予定なので、この状態で良しとしました。

トイレ改修の第一弾は「床の張り替え」です。以下、詳細をまとめます。

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(1)クッションフロアを剥がす。(00:10〜)

この家のトイレの床は、今でも主流なクッションフロアに覆われていました。素材としては耐水性の高い優れものですが、個人的に全く好きではないのでタイルに交換してしまう事にしました。この住宅のクッションフロアは、劣化が進んでいたためかカッターで簡単に切り取ることができました。

(2)便器を取り外す。(00:21〜)

貯水タンクは便器に、便器は床に、それぞれボルトで固定されていますので、まずそれらを外します。基本的にはそれだけで取り外せるはずですが、この便器はさらに「フランジガスケット」というもので固定されており、これが強力に床に圧着されていた為、取り外すのに地味に苦労しました。フランジガスケットとは、ゴム製の輪っか状のもので、水漏れが起きないように便器と排水溝の隙間を埋めるものの様です。

(ご参考までに、フランジガスケットの写真は下に載せてあります。)

フランジガスケット自体には接着剤等が使われているわけではなかったので、便器を力一杯揺らす事でなんとか外す事ができました。フランジガスケットはこちらのサイトで300円弱で購入しました。もしかしたら普通のホームセンターにも売っているかもしれません。

(3)床板を敷く。(00:54〜)

クッションフロアを剥がしたあとの床はかなり汚く見えましたが、これは接着剤が劣化したものがこういった色になっているだけでした。ですので、構造上は全く問題ないと判断し、改修を進める事にしました。とはいえ見栄えが悪かったので9mm厚の合板を新たにはめる事にしたのですが、結果的ににこの合板は必要ありませんでした。この合板によって別の弊害(後述)が出た為です。僕の失敗が、他の誰かの失敗を防げるよう願います。

(4)タイルを貼る。(00:56〜)

タイルを貼るにはまず接着剤を塗ります。使用方法は特に難しい事はありませんが、使用分量については注意が必要です。少なすぎるとタイルは固定されず、多すぎると目地剤を塗る隙間が無くなります。

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僕の場合、接着剤が多すぎた為に上の写真のような状態になりました。これだと目地剤を塗る隙間が全くありません。特に左側。このはみ出た分を取り除く為に、余分に半日くらい費やすハメになりました(01:30〜01:44)。

目地剤用の隙間を十分確保できた後、目地剤を塗りました(01:47〜)。目地剤を塗るとどうしても余分なところにもついてしまいます。他の多くのサイトには、目地剤が半乾きの状態で余分な分をスポンジ等で取り除くように書かれていますが、それだとスポンジがいくらあっても足りないようになるので、僕の場合は乾ききったあとに紙やすりで削ったほうが簡単に感じました。

(5)便器を元に戻す。(02:04〜)

(2)で書いたフランジガスケットは、下の写真のような黒い物体です。

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写真のように、便器の裏側の排水溝部分をカバーするように置きます。あとは元の場所に戻すだけなのですが、ここで(3)の合板による弊害が出ました。

合板とタイルの厚み9mm分、便器と排水溝の間に余分な隙間が出来てしまっていたのです。図示すると以下のような感じです。

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本来であれば、フランジガスケットである程度固定できるはずが、この余分な隙間によって便器を置いただけではほとんど固定されませんでした。ですがもうどうしようもないので、このまま便器を元に戻しました。その後水を何度か流してみましたが、漏水は確認できませんでしたのでこのままでよしとしました。

以上。

次は壁に漆喰を塗っていきます。

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*1:クッションシート、フローリングシートとも呼ばれるようです。